IDST社は、藤倉電線(現フジクラ)にて電線、電子部品、基板の業務に携わって来た田中孝志が10年間のタイ駐在を経て独立し、基板メーカー伊原電子工業のサポートを得て2004年に創業した会社です。
創業当時は、タイに基板設計のCADエンジニアを養成するべく奮闘しましたが、近隣の中国、ベトナムに海外基板設計のシェアを奪われ、設計業務から基板の買付販売業務へと事業を移行しました。タイ国内にある日系、中国系、台湾系、タイローカル基板メーカーのほぼ全てに口座を持ち、日本向け基板輸出を手掛けました。当時はまだ珍しかった、商社としてのBOI認可(IPO)をいち早く取得して、免税恩典や外国人の雇用恩典を受け基板輸出の実績を伸ばしました。
中国基板メーカーの台頭によりタイ国内製基板の優位性が失われる中、基板以外の商材も取扱う総合商社に鞍替えをし、並行して、タイにおいて築き上げた人脈を活用して、タイへ進出されたい日系企業への進出コンサルタントの業務を開始しました。創業以来20年において、延べ50社近い会社のタイ進出をサポートして来ました。現在は、タイへの進出を果たした企業のタイ側株主、代表権のある取締役、などの役目を担い進出企業の経営をサポートしています。また、株主や役員以外の立場では、進出企業の経理や財務、総務、人事、特にビザや就労許可などの取得や問題解決を行うコンサルティング業務を行なっております。
取引先の一社である鹿児島県指宿市のシナジーブリーディング社と業務提携したことを機に、日本国内で行われている陸上養殖事業に関わりを持ちました。タイには日本にない高度な養殖技術や、多品種に渡る広い知見や実績の蓄積があることが分かりました。長年親交のあるタイ国内の養殖事業者の方々のサポートを得て、日本の養殖事業に対するサポートチームを構成し、弊社を通して日本のお客様へ様々な養殖に関するサービスの提供を行っております。
これまでに⽇本向けに⾏なったサービスの提供には以下の様なものがあります。
中でも、昨今タイにおいて我々サポートチームが実践してる最新式⽔濾過システムを利⽤した、室内完全閉鎖循環型掛け流し濾過システム(通称:IDSTマナチャイ式濾過システム)は、⽇本の陸上養殖の需要に完全にマッチした最適な濾過システムであると確信しております。
CEO
若干二十歳でタイに魅せられ、以来40年近くに渡ってタイに暮らす筋金入りのタイフリークです。長年タイの変遷を目の当たりにして来ました。その変化の要因には、日本人や日本の会社が大きく関与しています。今こそ、日本人であることの責任を果たすべきだと感じています。変わり行くタイの文化や自然を守りたいという想いと、環境保護の観点からタイの陸上養殖に関わって来ました。それが今、日本で、そして、世界で求められています、タイの地で培ったノウハウを、余すところなく日本へ伝え、日本の食と自然環境の保護に貢献したいと思っています。
陸上養殖に関する「本物」だけを提供します。
陸上養殖に関わる事は何でもご相談下さい。